【準1級保持者より】秘書検定は就活で有利?取得するメリットは?強みになる?

「秘書になるつもりはないけど資格は気になる」
「就活に役に立つと聞いたことあるけど、具体的にはどう役に立つの?」
「学生のうちに役に立ちそうな資格を取っておきたい」


このようなお悩みを解決します!

秘書検定というと検定の名前から秘書になりたい人が受けるもの、なんとなく堅苦しくて難しそうなものというイメージがあり、ビジネスマナーが学べるんだろうな~くらいの資格という印象が強いですよね。
ですが実際はもっと実践的な資格です。
私は秘書検定準1級を取得し、就活中や社会に出てから試験勉強で学んだ知識を活かす場面が何度もありました。

この記事では秘書検定を取得することで得られるメリットや役に立つことについて3項目に分けて解説していきます。
すべてを読み終わった後、秘書検定で学んだことがいつどのような場面で役に立つのかが分かります。

秘書検定で学べることを理解し、一生モノの知識を身に付けましょう!

この記事はこんな人におすすめ!・秘書検定が気になっている方
・秘書検定がどのような時に役に立つか分からない方
・取っておいて損しない資格を探している方
目次

ビジネスマナーが身に付く


まずは秘書としてどうこうの前に一人の社会人としての知識を学ぶことができます。
電話応対やビジネス文書の作成方法、接遇マナー、冠婚葬祭など会社を離れても役に立つ知識です。
接遇の例で言うと、上座、下座のマナーに関しては打ち合わせにおける着座位置だけでなくタクシーやエレベーターの中での順位など細かいところまで試験に出たりします。
このあたりは社会人の先輩方でも分からない人が多いでしょう。
知らず知らずのうちに失礼なことをしてしまう、ということが防げるようになります。

ビジネスマナーはあくまで基礎中の基礎です。
級ごとにどういう気遣いができると良いのかや効率の良い仕事のやり方、後輩への適切な指導方法など仕事を進める上で実際に起こり得る場面を想定した対応法についても学ぶことができます。

秘書検定は「人柄育成」を目指している民間資格です。
相手に「感じのいい人だな」という印象を持ってもらうためにはどうすれば良いのか?
社会に出て働いていく上で大切なことを「秘書技能」名目で検定を行っているのです。

持っている人があまり多くなく、差別化しやすい資格

秘書検定は準1級以上であれば圧倒的な差別化が見込めます。

まずは資格として履歴書に記載できるラインである秘書検定2級と簿記3級で比較してみましょう。
(著作権保護のため、実際のデータは各団体のホームページを参照ください。)

令和2年11月の試験において秘書検定2級の合格者数は約2万人でした。
同じく令和2年11月の試験において簿記3級の合格者数は約3万人でした。
1回の試験での合格者数は大きな差はありませんが、年間の試験実施数がそれぞれ3回なので年度に直すと3万人の差が出ます。

2級だとあまり差がないように思えますが、秘書検定準1級と簿記2級を比較した場合は
秘書検定準1級 合格者数 1,936人
簿記2級 合格者数 7,255人
と試験1回あたりの合格者数に差が出ています。

また秘書検定準1級は年間2回の試験に対し簿記2級は年間3回試験を行うので単純計算でも
秘書検定準1級 約2,000人×2回=約4,000人
簿記2級 約7,000人×3回=約21,000人
簿記2級保有者の1/5しか秘書検定準1級を持っている人がいないことが分かります。

簿記に関しては試験開催ごとに難易度が変わるため、どの級も合格者数にばらつきがあるので正確な数字とは言えませんが希少性があることは確かです。

また、秘書検定準1級は面接試験があるため「面接をやったことがあるか」という点に関しても就活でその経験が活きるでしょう。

「先回りした気遣い」をする力が養われる

準1級以上の試験では「その行動の先に何が起きるか」を考える設問が出てくるため、実際に仕事を進めていく上でも応用できる「先読みする力」が養うことができます。

例えば自分が社長秘書だったとして、自分の社長が飛行機で2泊3日の出張に行くことになったとします。
あなたは秘書としてどのような準備をしますか?という問題が出たとします。

「自分のことは自分でやれ」というのはナシですよ(笑)

この場合、秘書としてできる準備は
①飛行機のチケット往復分手配
②宿泊先ホテルの手配
③現地に着いてから訪問先までの交通手段確認

などがあります。

④誰と会う予定か確認し、相手の好きそうな手土産の準備
という回答があっても良いですね。

このように事前にできる準備や出張から帰ってきたときの実務的な対応だけでなく、相手に好印象を与える気遣いについても考えるきっかけになります。
この力はどんな業界、職種でも必ず役に立つスキルです。

まとめ

・ビジネスマナーが身に付く
 →知らず知らずのうちに失礼なことをしてしまう、ということが防げる

・持っている人があまり多くなく、差別化しやすい資格
 →準1級以上であれば圧倒的な差別化

・「先回りした気遣い」をする力が養われる
 →どの業界、職種でも応用可能な「先読みする力」を養える

私は男ですが、秘書検定を取得して本当に良かったと思います。
マナーはもちろんですが何より「先回りした気遣い」というのは本当に重要なスキルです。
自分の経験則だけでなく、このように試験を通して考え方を学ぶことができる資格というのは多くはないと思うので皆さんも是非秘書検定を受験してみては如何でしょうか?

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この記事を書いた人

2016年に建築業界に足を踏み入れる。
サッシ・ガラス・水まわり商材を取り扱う卸問屋の営業マン。
お付き合いしたお客様は80社を超え、様々なお悩みごとを解決してきました。
営業だけでなく、内窓の取付なども自分でやるので商材情報も現場知識もバッチリ!

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